「駒場松桜会」概要
都立高校の同窓会としては数少ない財団法人になっており、正式名称は「財団法人駒場松桜会」です。2005年に100周年を迎えました。
仰光寮
仰光寮は香淳皇后が皇太子(後の昭和天皇)妃に内定された大正7年に、ご実家の久爾宮邸内に建てられたものです。大正13年のご成婚の時まで未来の皇后としての勉学の場でした。昭和8年に府立第三高女に下賜されることになりました。生徒及び教員の必死の消火活動により大空襲の戦火から焼け残った仰光寮は、昭和26年まで麻布キャンパスに取り残された形になっていました。同窓会では卒業生に募金を呼びかけ、現在地に移築しました。現在の使用は中止されていますが、お掃除と空気の入れ替えを同窓会で行い、同窓会の総会や講座に使用され、都駒祭の時には公開されています。
久邇邦昭・正子ご夫妻が
2008年11月17日に仰光寮をご訪問になられました。「お花御殿の話は聞いておりましたが、保存いただき大変嬉しいです。」と熱心にご覧になられました。2009年4月13日には久邇正子さまもおいでになり、寮内に飾ってあります写真や掛軸など熱心にご覧になっておられました。
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